『イタリアの教習所 第3話』  2003/11/27(文:RIE)
そんなこんなで教習が始まりました。
皆さんが想像される教習所とはまずゲームセンターのようなシュミレーションマシーンに乗ってそれからオートマチックで所内をくるくる回って・・・とそんな感じだと思います。
しかしイタリアでは信じられない事にいきなり


路上教習

しかも

マニュアル車!


なのです。
実はお金を払った時点でなんと


仮免許をもらえる


のです。
「なーんて楽なんだ」とお思いになるかもしれませんが、これが結構大変!!。
まったく運転した事が無い私がいきなりイタリアの路上で運転するのです。
もちろん標識も解からない、運転の仕方も解からない・・・・・ 
『どうやって運転するんだよ−!! 』
と心の中で叫んでいると教官が
「ちょっと待って」
と1度車からおりました。
『なにをするのかなー』
と思っているとなんと私の前で


股間をぼりぼりかきだすのです。


これはイタリアのおまじないで、不幸な事が起こりそうな時や霊柩車とすれ違った時など多くの人がとる行動なのです。この時点で
『来なけりゃよかった・・・・』
と思いつつももう40万リラ払っているので後に引く事が出来ません。こうなったらいちかばちでアクセルを踏むしかない!!。おもいきって教官の言うとうり踏みこんで見ました。すると車が動き出して教官からブラボーの一声!。
『本当に私みたいなど素人がいきなり路上で運転しても良いの?』
と心で思いつつ人だけはひかないようにがんばりました。
でも初めての教習でがちがちになってる私に教官は
「今日の晩ご飯はミネストローネだー!」
とか
「あの女の子のお尻最高!」
とかくだらない話しの応酬。
『いいから静かにしてて!!』
と思わず言ってしまいました。教官とは名ばかりなーんにも教えてくれません。
ただ横に乗って話しまくるだけ。この先の教習のことを考えると、ぞーっとする私でした。