『衝撃の瞬間。』  2004/8/5(文:TAKA)

7月31日。午前11時45分頃。
地下鉄を利用しチルコマッシモへ・・・。
地上に出てみると・・・いつもと違った風景が・・・。

いつもは車の交通量は多いけど、ジョギングや犬の散歩をしている人を良く見かける静かな駅前。
この日は全く違っていて、国連施設前の大通りに、50台近い警察車両と白バイ、救急車、報道関係の車でごった返していました。

なんだなんだと近寄ってみると、

「どけ!どけ!」
「救急車が通るぞ!!」
「マスコミは離れろ!!!」

と警察官の怒鳴り声とパトカーと救急車のサイレンがけたたましく鳴り響いていました。

「なにが起きた?」
と口を明けながらその騒然とした風景をみていると、こちらのページでも取り上げた事のある屋台のスイカ屋の横から血だらけの男性が担架で運ばれてきた。

頭と腕から血を流し、顔色は真っ白。

自分の頭の中は
「?????」
だらけ。

近くにいたおばさんに
「何が起きたの?」
と質問してみた所、
「あなた英語喋れる?」
と逆質問。
「まぁーちょっとなら・・・」
と答えると、堰を切ったような勢いでガァーーーと英語で説明されるも理解度5%未満。

なんで英語で説明するんじゃおばさん!
「警察官二人」と「ピストルで撃った」しか理解できなかったじゃん。
(まぁーイタリア語で説明されても20%くらいしか分からないだろうけど・・・)

血だらけの男を乗せた救急車がサイレンを鳴らしはじめる。それに合わせてタイヤをスリップしサイレンを鳴らしながら先導を始めるパトカー。あーーデジカメ持ってればMILLEBACIに掲載したのに・・・と罰当たりな事を考えながらも全くなにが起きたか理解不能。
理解不能なのに、集まってきた野次馬に
「何が起きた?」
「何が起きた?」
と質問攻撃を受ける。

「良くわからないけど血だらけの人が救急車で運ばれたよ。」
と答え、?マークいっぱいの頭を抱え家に向かう。

んーーーーー・・・・なんだったんだ?と思いながらその日の夜のニュースを待つことに。

ニュースを見ると早速トップニュースでこの事件の事が・・・。

二ヶ月まえ(たぶん)に北の街で警察官が殺された事件が起き、その犯人二人がローマに逃げ込んだと・・・。
その一人が今日正午前、チルコマッシモの近くを歩いている所を、白バイ警察官二名に発見され、スイカ屋の前で銃撃戦になり、犯人は撃たれ救急車で運ばれたと・・・。観光していたフランス人家族がその銃撃戦に巻き込まれ、幸い怪我は無かったものの子供二人の精神的ショックが大きく警察で保護したと・・・。


頭の中の?マークは取れたものの、あと二つ前の地下鉄に乗って地上に出ていたら自分も巻き込まれていたかも・・・。と考えるとゾーーとしてきた。

日本も最近治安が悪くなってきたようですが、外国でこーゆー事件に遭遇すると、
「はぁー帰りたいなぁー・・・」
とちょっと感じますね。