『BARBARA・バルバラ』  2004/9/17 文:TAKA

前回書いた「恋人へのプレゼント」の続きです。

昨日絵を欲しいと言ってくれた彼女・バルバラに作品を渡してきました。


約束の日は、朝から大雨&落雷。昼になると晴れ間が覗き、
「あぁー良かった。晴れて!」
と楽観的に思っていたら、出かける直前になりまた雨雲が空を覆い始めた。

雨だからと言って彼の誕生日が変更になるわけでも無いので、
急いで絵を置いている倉庫に行き、梱包作業。

作品の裏に題名とサインと落款(らっかん)を押して準備万端。

作品の大きさは、高さ182cmの横62cmのでっかいサイズ。
地下鉄・バスで運ぶわけにも行かず、ワゴンタイプのタクシーを呼んで約束の場所へ。

渋滞の為少し遅れて到着すると、ソワソワとしながらバルバラが待っていた。

「ごめんなさい。遅れちゃって。彼、直ぐに帰ってきちゃうでしょ?」
と尋ねると、
「うん。大丈夫。」
「でもこれから予約しているポポロ広場のレストランに行って、お店の人に絵を隠しておいて!ってお願いに行くの。」
「えっ?家に隠して驚かせればいいじゃん!」
と尋ねると、
「ううん。多分レストランの方がもっと驚くと思うから・・・。」
「レストランに絵を置いて、急いで家に帰って着替えて、彼が車で迎えに来るのを待つ。何気ない顔で二人でレストランに行くと、そこにこの絵が飾られている・・・。どう素敵でしょ?」
さすがです・・・。女性の感性・・・。

「今日はゆっくり出来ないけど、今度私の彼にも会ってね?」

「もちろん!どんな彼だか見てみたいしね。」

「あっ今、写真なら持ってるわ。」

どれどれ・・・。どんな人が作品を気に入ってくれたのかなぁーーーー・・・。


想像以上のオトコマエ。


「じゃねーー。」

と小雨の中幸せそうな顔でタクシーに乗り込むバルバラ。



 絵を描く人間と
 
 見る人間。

 作品を気に入ってくれる人

 その人を愛する人。



これからどこでどんな発表していくか分からないけど、今回のような「気持ち」は大切にしていきたい。
上手く言え無いけど。


幸せもののボクの作品、お達者で・・・。


そうそう、今回初めてイタリア人に作品を譲って

「まけてくれない???」

って言われなかった。(笑)
いっつも、

「二枚買うから安くならない???」

とか言われてたから。テレホンショッピングじゃねーっつーの!


追記・この話に掲示板やメールにて感想を幾つか頂きました。ありがとうございました。へんてこ文章ですが、これからも日記みたいな感覚で書いて行こうと思います。暇な時にでものぞいて下さい。