第33回目は、「迷信 fortuna/sfortuna」を紹介します。

 流れ星に願い事を・・・下駄の鼻緒が切れる・・・日本にもいろんな迷信や言い伝えがあるように、イタリアにももちろん「幸運」&「不運」に関する迷信が沢山あります。殆どの迷信は南イタリアが発祥で、宗教・魔法など神秘的なものが数多いようです。
日本と似ているものから、イタリアならではのものまで、パウラが調べた「迷信」の数々をご紹介します。
幸運・FORTUNA

・馬の蹄鉄を見つけると運が向いてくる。見つけた場合は家の壁に飾る。
・四葉のククローバーは幸運の証。でも摘んではダメで見て触れるだけ。
・クモが人の体を歩くとその人に幸運をもたらす。
・流れ星をみるととても縁起が良い。
・土の上で見つけた小銭、真ん中に穴の開いている小銭、ユーロの2セントを財布に入れておくと幸運がやってくる。
・誕生石の指輪は幸運の証。
・雨の中を歩くと運が来る。
ことわざ:Sposa bagnata sposa fortunata
意味:雨に濡れた花嫁は幸運な花嫁
・天道虫が体を歩いてから飛び立つと幸運が来る。
・道でウンコを踏むと運がくる。
不運・SFORTUNA

・ブローチ、ナイフ、鋭い物を人にプレゼントする時に、そのプレゼントであげる人の体を軽くツンと刺します。そうしないとその人と絶好してしまう。
・帽子をベットの上に置くと不幸が来る。
・スプーンを左手で使うと不幸が向いてくる。
・はさみを落としてしまった場合、一度踏みつけてから拾わないと不幸が来る。
・靴、フォーク、ナイフ、スプーンを十字に組むと大きな不幸がやってくる。(中世の時代キリストの十字架侮辱と言われていた。)
・朝、ベットを左側から降りるとその日一日上手く行かない。(左側はサタン側といわれている。)
・ベットを三人で片付けるのは不運がやってきて、三人の中で一番若いものが死んでしまう。
・はしごの下を通ると不幸になる。
・鏡を割るとその後7年間で悪い事が起きる。
・17日の火曜日はイタリアでは一番不運な日と考えられてる。また金曜日もあまりよくない日。
ことわざ:Ne'di Venere ne 'di Marte,non si sposa non si parte,ne 'si da'principio all'arte
意味:金曜日も火曜日も結婚も出来ないし、旅行もダメだし、美術も初めてはいけない。
・運転している時に黒い猫が横切ったらその道で不幸が起きる。
・オイル、塩をひっくり返すと不幸になる。昔は二つとも貴重な物だった。
ローマの学生ならではの「迷信」も。
ローマ大学の真ん中にあるMinerva(古代ギリシャの知恵の神)の大きな像があり、試験の日にMinervaの目を見ると試験に落ちる、もしくは良い点を取れない!と言われています。(※左の写真の像は関係ありません。)

不運にかんしては、してはいけない身振りなどもありますし、もし不幸なことをしてしまった、見てしまったときに対処する方法もあります。